都市ガスとプロパンガスの違いって？

都市ガスは13Aと呼ばれ、メタンが主成分でそこにプロパンを混ぜ熱量を調整したものです。空気よりも軽く、各家庭には導管を接続して気体のまま運ばれていきます。
一方プロパンはLPガスと呼ばれ、プロパンが主成分でブタンを含んだもののことです。空気よりも重く、各家庭には容器に入った液体で運ばれ、蒸発して出てきたガスの圧力を調整して使います。体積あたりの発熱量はLPガスが13Aのおよそ2.2倍となっています。

ガス会社は替えることができるのですか？

家庭用エネルギーの全面自由化に伴い、ガス会社もよりいっそう品質とサービスの向上に力を入れるようになりました。LPガスは元々自由競争の業界ですので、電気や灯油と同様にお客様が自由にどこから買うか選ぶことができます。
どのようなガス会社を選べば良いのかは、「ガス会社選びのポイント」をご覧ください。

地震などの災害時の安全対策はどうなっていますか？

LPガスは器具や元栓、ガスメーターなどに様々な安全装置が備わっていて、もしものときには火を消したりガスを遮断したりしています。特にLPガスは、電線や地下導管など大規模なインフラを必要とせず、容器からガス器具までコンパクトに完結していますので、災害後の復旧も早く、避難所などでの炊き出しにも活用されています。LPガスは災害に強いエネルギーなのです。